引越しのあいさつをするときに、もちろん手ぶらというわけにはいきませんね。でも、何を持って伺うのが引越しのあいさつにふさわしいものなのか、なかなか判断の難しいところです。まず、私が今まで受け取った引越しのあいさつの品から、ちょっと考えてみることにします。お菓子というのが一番多かったように思います。実は私が引越しのあいさつに伺うときも、ほぼお菓子と決めています。今お隣に住んでいる若い女性からは、隣町の名店のお菓子の詰め合わせを頂きました。引越しのあいさつとしては、一番グレードの高いレベルのものではないでしょうか。もちろん、もらう側も一般的に嬉しいものですね。ですが、実は今住んでいるところは、表からみると戸建のように見えますが、テラスハウス形式のアパートです。私も、またお隣の女性も一人暮らしです。名店のお菓子の詰め合わせは、もちろん引越しのあいさつとして常識から外れたものではないですが、集合住宅のあいさつとしては、少し恐縮してしまうレベルであるかもしれませんね。ですが、もちろん心遣いを嬉しく感じるものでした。また反対の意味で、少し印象に残っているあいさつの品もあります。何かというと、見るからに安物の無地のタオル一枚というものでした。こうした言い方はなんだか意地が悪く感じてしまうものですね。もちろん頂いて迷惑であるとか呆れてしまうとかいうことはありません。食品もしくは実用的なものであるという、引越しのあいさつの品のルールも守れているものです。ですが、どうも世間ずれしてしまっている身としては、拍子抜けする気持ちを感じるのは避けられないものでした。なかなか難しい引越しのあいさつの品ですね。